痛風・高尿酸

当Blogの痛風・高尿酸血症に関する記事をまとめたものです

痛風の診断

痛風の診断は、患部に尿酸結晶が出来ている証拠をつかむことで確定します
痛風発作時の血清尿酸値は、高くても低くても、診断に使えません。発作が治まってから血清尿酸値を測定することをオススメします
痛風発作の特徴は6~12時間で最高に達する痛みが、何もせずとも自然に改善することです
関節に細菌が感染している状況で抗菌薬が遅れると、命にかかわる場合があり注意が必要です (見分けがつきにくい場合は救急受診をオススメします)

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痛風の一般論 (食事・合併症)

痛風は関節やその周囲に尿酸がたまって、炎症(痛風発作)や白い尿酸の塊(痛風結節)をともなう病気です
痛風は治療が可能です
食事・運動習慣を見直して、必要なら減量し、内服薬でコントロールしましょう
心血管疾患(CVD)との関連があるのでCVDのリスクも見直す必要があります

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イタイ!痛風発作の治療

痛風発作を経験したことがある方は、痛みに対する治療をすぐ自分で開始できるように内服薬を確保しましょう
コルヒチンNSAIDステロイドなどが自分で内服できる主な候補ですが、使ってはいけない要件があるのでよく担当の先生とご相談されてください

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尿酸値を下げる薬(ULT)のはじめ方

年2回以上の痛風発作痛風結節・画像上のダメージ・腎結石がある場合に尿酸降下薬(ULT)を始めましょう
何ら症状がない無症候性高尿酸血症のULT治療は、根拠が乏しいのでオススメしません
ULTを始めるときは少量から始めて少しずつ増やすか、発作予防薬(コルヒチンかNSAID)を6ヶ月間一緒に内服しましょう

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尿酸値を下げる薬(ULT)の選び方

腎臓が正常な場合:
ザイロリック® (アロプリノール) 100mg 1日1錠で開始して2-4週ごとに100mg増量(最大300)
中等度腎障害・ザイロリック®が使えない場合:
フェブリク® (フェブキソスタット) 10mg 1日1錠で開始して最大60mgまで増量

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尿酸値を下げる薬(ULT)開始後の、痛風の治療目標など

尿酸降下薬(ULT)を使用して血清尿酸値6以下(治療を急ぐなら5以下)を目指しましょう
ULTで痛風発作と痛風結節がなくなっても、再発防止のため血清尿酸値6以下を生涯維持しましょう

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